かぷちーとのおひとりさまブログ

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ネタバレ感想『スペクトル』ゲームだったら面白いかもしれない。

おつかれさま、かぷちーとです。

今回は映画『スペクトル』のレビューと解説を書きます。

© Netflix. All Rights Reserved.

設定、音楽、映像どれも素晴らしい作品でした。

でも、キャラクターが誰が誰で、どういった意図で登場しているのか全くわかりませんでした。

どんどん幽霊にやられていきますが、全く感情移入できずに去っていきます。

愛着のわかないキャラクターがこの作品を悪くしています。

でも、私はそれなりに楽しめた映画です。

この記事は映画『スペクトル』を視聴済みの方に向けたレビューです。未視聴の方はご覧にならないようお願いします。

製作キャストとキャラクター解説


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監督 ニック・マチュー

他の作品を調べてみましたが、どうやら脚本やCMデイレクターをしている方のようです。

初監督なのか分かりませんでした。でも、しっかりハリウッド映画になっています。

映像もド派手で楽しめました。CGも綺麗だし暗すぎず明るすぎず、観やすい。

『スペクトル』のような作風にはあっています。

出演 ジェームズ・バッジ・デール "クライン博士"

”攻める”ことよりも”守る”ことに重きを置いている科学者です。

なので、兵士が戦うアクション映画では珍しく、戦わない主人公です。

間に合わせの道具で幽霊に対抗するための兵器を作ってくれます。

エモリー・マーティマー "フライン・マディソン"

CIA職員で『スペクトル』に登場する幽霊を、現地の言葉で”アラタレ”、”戦争の亡霊”となずけ調査している。

アラタレを敵が開発した新型のクローキング技術だと思っていた。

ブルース・グリーンウッド "オーランド大将"

クライン博士を出迎えた大将。「荷解きせずに帰れるな。」

マックス・マーティーニ "セッションズ少佐"

部隊を率いる少佐。

『スペクトル』の感想と考察

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ストーリーは、謎の”アラタレ”と恐れられている新型兵器を、主人公が解明と対策をこうじます。

そして、敵の本拠地で”アラタレの本体”を兵器として流用するよりも、生命の尊重をとることで物語は終わります。

キャラクターの印象がない

主人公にフォーカスしているわけでも、彼の成長物語でもありません。

仲間が魅力的でもないです。

雰囲気はとてもいいし、なにより設定と構図は楽しめました。

でも、ただ決められたストーリーを追っているだけの映画です。

なので、”アラタレ”に襲われるシーンで次々に仲間が命を落としますが、感情が揺れるシーンは一度もありませんでした。

現地で男の子を助けていた兵士に、なにかストーリーがるかな?と思ったけど、何もなかったです。

戦わない主人公がコンセプトなので、もう少し内面の成長や葛藤を描いて欲しかったです。

映像は素晴らしかった

映像はド派手でとてもよかったです。

Netflixオリジナル映画は、どうしても予算の関係上グリーンバックが浮いていたり、映像がチープになる傾向があります。

でも、『スペクトル』は俳優にあてる予算よりもCGに力を入れています。

個人的には有名どころを集めて、人気者だからみられる映画よりも好感が持てます。

人間兵器の結末はよかった

博士が全ての兵器の電源を落としたのは、冒頭の会話で戦争への防衛(終わらせたい)側の人間だったからです。

非人道的な兵器であっても、軍や政府はそれを利用すると懸念しました。

クライン博士の心情がよみとれます。

最後に

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真面目にみるような内容ではなかったにしろ、てきとうにみるには十分楽しめます。

ストーリーと設定、映像にかんしてはとてもよかったです。

このままゲームにして”プレイヤー”として参加すると面白いのになと思いました。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

堅苦しい文章なのは許してください。

では、またの機会に。